2025年4月5日放送の【出没！アド街ック天国】で紹介した、代官山の『ランキングTOP20』注目店をまとめて紹介します。

代官山はアド街の放送1回目で紹介した思い出の地でもあります。

Laekker（レカー）は、2019年10月にオープンしたデニッシュ専門店で、代官山駅から徒歩約6分の場所にあります。​店名の「Laekker」はデンマーク語で「おいしい」を意味し、その名の通り、おいしいデニッシュを提供しています。

オーナーの小出貴大さんは、パティスリーやレストラン、ベーカリーでの経験を積んだ後、デニッシュ専門店を開業しました。​北海道産の小麦粉「ゆめちから」と北海道産バターを使用し、素材の風味を最大限に引き出しています。

店内には常時13〜15種類のデニッシュが並び、定番商品から季節限定のものまで多彩なラインナップです。​特に人気のヴァームデニッシュは、注文を受けてからカスタードクリームを詰めるため、外はザクザク、中はとろりとした食感が楽しめます。 ​

また、キャラメルバナーヌや苺のデニッシュなど、見た目にも美しいスイーツ系デニッシュも魅力的です。​さらに、グリーンオリーブと黒胡椒といった惣菜系デニッシュもあり、食事やワインのお供にもぴったりです。

Laekkerのデニッシュは、常温で持ち運びが可能で、ギフトとしても喜ばれます。

有昌 Astageは、2023年9月にオープンした中華料理店です。店主の橋本和雄氏は、かつて渋谷・並木橋で42年間営業していた「有昌」を営んでいた父のもとで19歳から修業を積みました。2013年に「有昌」は閉店しましたが、10年後の2023年に代官山で新たなスタートを切りました。

このお店の特徴は、伝統的な中華料理に現代的なアレンジを加えたメニュー構成です。特に、店主がまかないとして作っていた鶏肉の青椒肉絲は、鶏むね肉を使用し、ピーマン、タケノコ、セロリと共に炒めたヘルシーな一品です。

また、しいたけそばも人気のメニューです。醤油ベースのスープにたっぷりの野菜炒めが乗っており、あっさりとした味わいが特徴です。

さらに、有昌特製麺やレバニラ炒めなど、多彩な料理が楽しめます。

立道屋は、代官山駅から徒歩約3分の場所にある居酒屋で、地下1階に位置しています。ロックをこよなく愛する店主が営む​お店はロックミュージックが流れ、壁にはロックバンドのポスターやアート作品が飾られ、独特の雰囲気を醸し出しています。 ​予約が取りづらい人気店です。

このお店の特徴の一つは、店内の壁に描かれた奈良美智さんのドローイングです。​奈良さんが訪れた際に描かれたもので、ファンにとっては見逃せないポイントとなっています。 ​

立道屋の名物料理として、アボカドステーキが挙げられます。​アボカドをステーキ風に仕上げた一品で、クリーミーな味わいが特徴です。 ​

また、白レバーの串焼きも人気の一品です。​フォアグラのような濃厚な味わいで、多くの来店者が注文するそうです。 ​

さらに、自家製のイカの塩辛もおすすめです。​瓶詰めではなく、店内で仕込まれた新鮮な塩辛は、ねっとりとした食感とコリコリとした歯ごたえが楽しめます。

福招庵は、代官山駅から徒歩約3分の場所にある、1950年創業の老舗の蕎麦店です。 ​代官山の洗練された街並みに溶け込むように、昭和の風情を色濃く残す佇まいが特徴的で、地元のショップの定員さんなどサクッと食べれるため、地元の人に人気のお店です。店内は懐かしさを感じさせる和の空間で、テーブル席とお座敷が用意されており、ゆったりと食事を楽しむことができます。

このお店の特筆すべき一品は、揚げカレー焼きそばです。​揚げたパリパリの麺の上に、とろみのあるカレー餡がたっぷりとかかっており、独特の食感と味わいが楽しめます。 ​

また、カツ丼セットも人気のメニューです。​サクサクのカツ丼と自家製の蕎麦がセットになっており、ボリューム満点で満足感の高い一品です。 ​

さらに、力うどんや天ぷらそばなど、多彩なメニューが揃っており、訪れるたびに新しい味を楽しむことができます。

Lurf MUSEUM（ルーフミュージアム）は、2022年6月に東京・代官山にオープンしたアートギャラリーとカフェを併設した施設です。​代官山駅から徒歩3分の旧山手通り沿いに位置し、緑豊かなエントランスが特徴的な2階建ての建物です。 ​

1階のカフェスペースは、1930年代のデンマーク製ヴィンテージ家具で統一され、柔らかな照明とレコードから流れる音楽が心地よい空間を演出しています。 ​また、真空管アンプや巨大スピーカーが設置されており、アート作品を鑑賞しながらくつろぐことができます。 ​

カフェでは、一杯ずつ丁寧に淹れられるハンドドリップコーヒーを提供しています。 ​また、名古屋のカフェ「STILL LIFE」から取り寄せた無農薬人参を使用したキャロットケーキや、青山の紅茶専門店「ウーフ」の茶葉を使用した紅茶など、こだわりのメニューが楽しめます。 ​

1階の物販スペースでは、展示に関連したオリジナルグッズやアートブックを販売しており、訪れるたびに新しい発見があります。 ​2階のギャラリースペースでは、2週間から1か月の頻度で展示が入れ替わり、訪れるたびに異なるアート作品を楽しむことができます。

カフェ・フォリオは、1982年に創業した代官山の老舗喫茶店です。​代官山駅から徒歩約3分、八幡通り沿いの代官山郵便局が入るビルの地下に位置しています。​四つ葉のクローバーが目印のこのお店は、地下へと続く細い階段を降りると、アンティーク調の落ち着いた空間が広がっています。 ​

店内にはL字型のカウンター席とテーブル席があり、壁のニッチにはブロンズの女性像が飾られるなど、ヨーロッパのカフェを思わせる雰囲気が漂います。​また、ボブ・ディランの肖像画が飾られているのも特徴的です。 ​

カフェ・フォリオの特徴は、熟成された深煎りのオールドビーンズを使用し、ネルドリップで丁寧に淹れたコーヒーです。​特にフォリオコーヒーは、コクと深みがあり、酸味の少ない味わいが楽しめます。​また、6〜7時間かけて抽出する水出しコーヒーを使ったアイスカフェオレやカプチーノも人気です。 ​

名物のレアチーズケーキは、濃厚でしっとりとした食感が特徴で、添えられた砂糖不使用のカシスが爽やかなアクセントを加えています。​その他にも、ガトーショコラやクロックムッシュなどの軽食も提供されています。

シェ・リュイは、1975年に東京・代官山で創業したフランス菓子とパンの名店です。​創業当時の代官山は静かな住宅街でしたが、フランスの街角を思わせる店舗は、多くの人々に親しまれてきました。​

お店の名前である「シェ・リュイ」は、フランス語で「彼の家」という意味を持ちます。これは、友人の家に立ち寄るような親しみやすいお店でありたいという思いから名付けられました。​

このお店の特徴の一つが、鮮やかなブルーを基調とした美しい包装紙です。創業者の平井政次氏が幼少期に自宅の庭で見た泰山木（タイサンボク）の花をモチーフにデザインされました。

シェ・リュイの代名詞ともいえる商品が、創業当初から愛され続けている代官山モンブランです。ヨーロッパ産の栗を使用し、北海道産マスカルポーネを加えたなめらかなクリームが特徴で、底にはココナッツ風味のメレンゲが敷かれています。​

また、カヌレ・ド・ボルドーも人気商品の一つです。外はカリッと、中はしっとりとした食感が特徴で、フランス・ボルドー地方の伝統的な焼き菓子として知られています。​

さらに、代官山カレーパンもおすすめです。スパイシーなカレーを包み込んだパンで、外はサクサク、中はジューシーな味わいが楽しめます。​

シェ・リュイでは、これらの定番商品以外にも、季節ごとのフルーツを使ったタルトやケーキなど、多彩なスイーツが揃っています。訪れるたびに新しい味わいを楽しめるのも魅力の一つです。​

LA BASE de Chez Luiは、1975年創業の代官山の老舗「シェ・リュイ」が2024年3月1日に新たにオープンしたショコラトリー＆グラッスリーです。​代官山駅から徒歩1分の商業施設「フォレストゲート代官山」1階に位置し、テーブル席9席、カウンター席4席の落ち着いた空間で、カカオの魅力を存分に楽しむことができます。​

このお店の最大の特徴は、カカオ豆からチョコレートを作るビーントゥーバー製法を採用していることです。シェフの酒井將駄氏は、京都福知山の洋菓子店で経験を積み、数々のショコラコンクールで受賞歴を持つ実力派。​カカオの皮や果肉も活用し、SDGsへの取り組みも行っています。​

店内では、ペルー産カカオを使用したタルトショコラや、ガーナ産カカオのムースにエスプレッソとラム酒を組み合わせたカフェなど、各地のカカオを味わえるケーキが並びます。​特に、和栗のクリームとカカオパルプのジュレを組み合わせたモンブランは、濃厚な味わいと爽やかな酸味が絶妙な一品です。

また、ボンボン・ショコラも人気で、カカオの果肉を合わせた「パルプペルー」や、ベトナム胡椒とバナナを組み合わせた「ポワブルバナナ」など、個性的なフレーバーが楽しめます。​さらに、カカオバターサンドは、ペルー産ナチュラルカカオバターをふんだんに使用し、甘さ控えめで上品な味わいが特徴です。​

代官山 小川軒は、1905年に東京・汐留で創業された洋食店「小川軒」を前身とし、その後、新橋を経て代官山に店舗を構えました。 ​

創業者の小川鉄五郎氏は、幕末から明治時代にかけての激動の時代に、英国人の家で欧米文化に触れた経験を活かし、洋食店を開業しました。 ​その後、息子の順氏と斌氏が事業を引き継ぎ、戦後の復興期を経て、代官山の地で新たな歴史を刻み始めました。

代官山 小川軒の最大の特徴は、看板商品であるレイズン・ウイッチの存在です。 ​このお菓子は、サクサクのクッキー生地に特製のバタークリームとラム酒漬けのレーズンを挟んだもので、一度食べたら忘れられない味わいです。 ​誕生当初は大きなクッキーを三角形にカットして提供していましたが、現在の小ぶりなサイズに落ち着き、多くの人々に愛される定番商品となりました。

レイズン・ウイッチ以外にも、チーズケーキが人気を博しています。 このチーズケーキは、濃厚でありながらも口当たりが軽く、上品な甘さが特徴です。 また、パウンドケーキやマドレーヌなどの焼き菓子も取り揃えており、ギフトとしても喜ばれています。 これらの商品は、素材の持ち味を生かしたシンプルな作りながらも、職人の技が光る逸品ばかりです。

さらに、季節限定のフルーツタルトやモンブランも見逃せません。 旬のフルーツをふんだんに使用したタルトは、見た目にも華やかで、味覚だけでなく視覚でも楽しませてくれます。 また、栗の風味豊かなモンブランは、秋の訪れを感じさせる一品として、多くのファンに支持されています。

falo（ファロ）は、2016年5月18日にオープンした、焚き火をテーマにしたイタリアンレストランです。​代官山駅から徒歩約4分にお店があります。オーナーシェフは広尾のアクアパッツァ出身の樫村さん。

​店名の「falò」はイタリア語で「焚き火」を意味し、店内中央には炭火台が設置され、その周囲を囲むカウンター席が特徴的な空間を演出しています。​

このお店の最大の特徴は、炭火を使ったダイナミックな調理法です。特に、塊で焼いたポルケッタは、秘伝のスパイスでマリネした豚バラ肉を丸ごとオーブンでじっくり火入れし、仕上げに炭火で香ばしく焼き上げた一品で、訪れる多くの人々を魅了しています。​

また、目の前で上がる炎もお楽しみ『カツオの藁焼き フレッシュトマトのソース』も人気の一品です。目の前で藁を燃やし、その香りを纏わせながら表面を炙った鰹に、フレッシュトマトや赤たまねぎなどの野菜をたっぷりのせた、カツオのたたきのイタリアンバージョンです。​

さらに、日本鹿の炭火焼き、山椒のソースもおすすめです。日本各地から良質な鹿肉を仕入れ、炭火でジューシーに焼き上げ、夏場は山椒を使ったソースで爽やかな辛味をプラスしています。万願寺とうがらしやイチジクなど、季節の野菜や果実も添えられ、季節感を楽しめる一皿です。​

『オ山ノ活惚レ』は、2019年12月24日に代官山にオープンした海鮮居酒屋です。​渋谷の閑静な住宅街で人気の『活惚れ』の2号店として誕生しました。 ​代官山駅から徒歩約5分のビルの2階にあります。

店内は黒を基調とした落ち着いた雰囲気で、大きな窓が開放感を演出しています。​カウンター席、テーブル席、完全個室が用意されており、デートや接待、家族連れなど、さまざまなシーンで利用できます。

『オ山ノ活惚レ』の名物は、季節の魚をふんだんに使用した刺身五種盛りです。​新鮮な魚介類を豊洲市場や世田谷の魚屋から仕入れ、質の高い素材を提供しています。

また、白子チーズリゾットも人気の一品です。​和風だしをベースに、牛乳や生クリームを加えて仕上げた濃厚な味わいが特徴で、訪れる多くの人々に愛されています。

さらに、フィッシュたるたるカツサンドや極み鉄火巻きなど、他では味わえない創作料理も魅力的です。​これらの料理は、ナチュールワインやクラフトジンなど、豊富に取り揃えられたドリンクとの相性も抜群です。

『オ山ノ活惚レ』では、ソムリエが厳選したナチュールワインを常時50～60種類取り揃えており、料理に合わせたペアリングも楽しめます。​また、クラフトビールや焼酎など、多彩なドリンクメニューが用意されています。

​『Simplicité（サンプリシテ）』は、2018年1月に代官山でオープンしたフレンチレストランです。​店名はフランス語で「簡素さ」や「誠実さ」を意味し、シェフの相原薫氏がその理念を料理に込めています。 ​

相原シェフは、フランスやスイスの名店で修業を積み、帰国後は銀座の「レカン」でスーシェフを務めるなど、豊富な経験を持つ料理人です。 ​その後、広尾の「レヴェランス」や荻窪の「ヴァリノール」でシェフを歴任し、独立を果たしました。

『Simplicité』の最大の特徴は、魚介類を中心としたおまかせコースです。​相原シェフは魚の熟成に精通しており、熟成によって旨味を引き出した魚介料理を提供しています。 ​特に、前菜の「海のシャルキュトリ」は、フレンチの技法と魚の可能性を融合させた逸品です。 ​

また、メインディッシュには群馬県産の「せせらぎポーク」を低温調理した料理があり、ナイフがすっと入る柔らかさとジューシーさが特徴です。 ​

デザートには、ブラックオリーブのマドレーヌや抹茶とビーツの組み合わせなど、独創的なメニューが並びます。 ​

店内は白を基調としたシンプルで洗練された空間で、カウンター席からはシェフの調理風景を間近で楽しむことができます。 ​個室も完備されており、特別な日の食事にも最適です。

井ノ原快彦・アド街