くろめ醤油味付け
「くろめ」は、コンブ科カジメ属の褐色海藻で、特に佐賀関周辺の潮流が速く水質がきれいな海域で育つものは、苦みが少なく粘りの強さが特徴とされています。この地域では、古くから各家庭で醤油漬けにして保存食として親しまれてきました。昭和40年代初期、佐賀関の室生地域の婦人部メンバーで構成される生活改善グループが発足し、地元の素材を生かした特産品作りを本格化しました。その中で、5年にわたる改良の末に完成したのが『佐賀関くろめ醤油味付』です。
『佐賀関くろめ醤油味付』は、佐賀関産の新鮮なくろめを細かく刻み、醤油やみりん、かつおぶし、ごまなどを加えて作られています。保存料などの添加物は使用せず、昔ながらの製法を継承しつつ、地域外の人にも食べやすいように調味料の配合を調整しています。
- くろめを刻み、素材の味を生かすこだわりのしょうゆで味付け
- 佐賀関の昔からの郷土料理
- グルタミン酸がワカメの3倍
- 湯通しすると出てくる強いねばりが特徴のクロメ
- 大分県では「県民フード」として親しまれている
佐賀関 くろめ味噌
- くろめ特有のねばりと風味を生かしたみそ
佐賀関くろめ藻なか
「くろめ藻なか」は、刻んで天日干ししたくろめを、可愛らしい最中の中に詰めた商品です。お椀にこの最中と付属の味噌を入れ、お湯を注ぐだけで手軽にくろめの味噌汁を楽しむことができます。 この商品は、佐賀関の漁師町のお母さんたちが、地元の特産品であるくろめを多くの人に知ってもらいたいとの思いから開発されました。
最中の中に乾燥くろめが詰められている点です。お湯を注ぐと最中が溶け出し、くろめの粘りと風味が広がる味噌汁が完成します。機械では最中が割れてしまうため、一つ一つ手作業で詰められており、手間暇かけて作られています。
- くろめをころんとかわいらしい最中の中に詰めている
佐賀関くろめおかずセット 大分県
宮川大輔・インディアンス
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この記事の作者・監修

Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!