【正直さんぽ】曳舟の手打ち蕎麦『ながやま』お店・ロケ地を紹介〔河北麻友子・なえなの〕

店主の永山さんは、サラリーマンを定年退職後、葛飾立石の「玄庵」で蕎麦打ちを学び、銀座での修行を経て、この店を開きました。店内には囲炉裏があり、ジャズが流れる落ち着いた雰囲気の中で、手打ち蕎麦とお酒を楽しむことができます。

このお店では、茨城県産の常陸秋そばを石臼で挽いた蕎麦粉を使用し、毎日丁寧に手打ちしています。つゆは濃口醤油と鰹節を使った江戸風の少し辛口の味わいで、鰹節の風味が生きています。

人気のメニューには、海老天ぷらせいろは、ぷりぷりの海老と季節の野菜の天ぷらが付いたせいろ蕎麦で、天ぷらは薄衣で素材の味を引き立てています。​その他にも、そば茶ご飯や蕎麦茶の寒天など、蕎麦に関連した一品料理が楽しめます。また、土曜日には事前予約制で蕎麦打ち体験教室も開催しており、初心者でも気軽に参加できます。

有吉弘行・生野陽子