2024年12月21日放送の【ぶらサタ・タカトシ温水の路線バスで!】でタカトシ・温水さんと、ゲストのSHELLYさんがロケで紹介した、近代文学館の寿司店は『鮨喫茶すすす』です。

「鮨喫茶 すすす」は、2023年4月に横浜市中区の港の見える丘公園内、神奈川近代文学館の1階にオープンした寿司カフェです。

店名の「すすす」は、野昇雄氏の著書『鮓・鮨・すし―すしの事典』の頭文字から取られています。店内はガラス張りの窓から横浜港やベイブリッジを望むことができ、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。

このお店の特徴は、「文学」をテーマにした料理を提供していることです。例えば、ささめ雪のちらし鮨は、谷崎潤一郎の小説『細雪』に登場するちらし鮨をモチーフに、まぐろや煮穴子、旬の食材を取り入れた贅沢な一品です。

人気メニューの一つである岡本かの子の手鞠鮨は、芸術家・岡本太郎の母であり小説家でもあった岡本かの子の短編小説『鮨』をイメージしたものです。小ぶりでかわいらしい手鞠鮨は、子どもでも食べやすいよう工夫されています。

デザートやドリンクも充実しています。例えば、梶井基次郎のレモンスカッシュは、レモンサワーブームの火付け役となった新宿ゴールデン街「OPENBOOK」のシロップを使用した爽やかなノンアルコールドリンクです。また、パイン大福は、大きめにカットされたパイナップルをこしあんと求肥で包んだ夏にぴったりのデザートです。

タカアンドトシ・温水洋一