2024年12月13日放送の【news every 】名店の愛される逸品！ロングセラー 誕生物語で紹介した、銀座の元祖から揚げのお店は『三笠会館』です。

三笠会館は、1925年（大正14年）に東京・銀座で創業した老舗レストランです。三笠會館・総料理長河原 敏彦さんが現在でも味を守っています。

創業当初はかき氷屋としてスタートしましたが、時代とともに洋食を提供する食堂へと発展しました。 1932年（昭和7年）には、日本で初めて外食メニューとして鶏の唐揚げを提供し、その美味しさから多くの人々に愛される看板メニューとなりました。

三笠会館の鶏の唐揚げは、骨付きの鶏肉を使用し、特製のタレに漬け込んでから片栗粉をまぶし、カラッと揚げています。 外はサクサク、中はジューシーな食感が特徴で、白ごま塩、練りからし、レモンを添えて提供され、味の変化を楽しむことができます。

この伝統の味は、三笠会館本店1階のイタリアンバル「ラ ヴィオラ」でも楽しむことができます。 店内はスタンディングバーとテーブル席があり、銀座の中心で気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力です。

また、三笠会館では他にも人気のメニューが揃っています。 例えば、創業者が支援したインドの留学生から伝えられたレシピを受け継ぐインド風チキンカレーは、骨付きの鶏肉と砂肝が入った独特の風味が楽しめます。
さらに、初代総料理長のレシピを受け継ぐローストビーフも評判で、テイクアウト用のお重として提供されています。

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