2025年4月9日放送の【中山ホランの駅近セブンMAP】長嶋一茂さん・かまいたちがロケで紹介した、『春の京都日帰り弾丸ツアー』のお店・スポットをまとめて紹介します。

きよみず川かみ 門前店は、京都市東山区清水1丁目に位置する和菓子店です。​昭和40年に清水寺門前で開店し、以来、三代にわたり八ツ橋の製造を続けています。 ​

同店の代表的な商品は、つぶ餡入り生八ツ橋「おぼこ」です。​良質の小豆を独自の製法で炊き上げた上品な甘さが特徴で、多くの方々に親しまれています。 ​

また、生八ツ橋に抹茶を練りこんだ「抹茶入りおぼこ」や、生チョコを包み込んだ「八ツ橋ショコラ」など、伝統を守りつつ新しい味わいにも挑戦しています。

『清水 京あみ』は、京都市東山区の清水寺近くに位置する和菓子店で、京都を感じさせる手作りスイーツが人気のお店。

このお店の特徴は、伝統的な京菓子を現代風にアレンジした美しい和菓子の数々です。特に、季節ごとに変わる生菓子は、見た目にも華やかで、味わいも上品です。これらの和菓子は、職人が一つ一つ丁寧に手作りしており、その技術と情熱が感じられます。

また、抹茶パフェも人気の一品です。濃厚な抹茶アイスクリームに、白玉やあんこ、季節のフルーツが贅沢にトッピングされており、甘さと苦味のバランスが絶妙です。観光の合間に、甘いもので一息つきたい方におすすめです。

さらに、わらび餅やどら焼きなどの定番和菓子も取り揃えており、お土産としても喜ばれています。特にわらび餅は、もちもちとした食感と上品な甘さが特徴で、多くの人々に愛されています。

​『れんこん菓子 西湖』は、京都の老舗料亭『紫野和久傳』が手掛ける繊細な和菓子です。​蓮根のでんぷん質である蓮粉と、上品な甘みの和三盆糖を練り上げ、二枚の生笹で一つ一つ丁寧に包み込んでいます。​和三盆の優しい甘みと、蓮根のもちもちとした口あたりを、爽やかな笹の香りとともにお楽しみいただけます。 ​

この『西湖』は、もともと料亭でお料理の締めくくりに提供されていた生菓子でした。

​蓮粉は当初、椀物の具材として使用されており、その食感がわらび餅に似ていたことから、夏場のお菓子として和三盆を加えて練り上げ、提供されるようになりました。​その後、お弁当に入れたところ評判となり、おもたせとして販売されるようになったのです。 ​

『西湖』の特徴は、蓮根のでんぷん質を使用しているため、もちもちとした独特の食感と、和三盆糖の上品な甘さが楽しめる点です。​さらに、二枚の生笹で包まれているため、笹の爽やかな香りが一層引き立ちます。 ​

また、『西湖』以外にも、『紫野和久傳』では季節ごとの笹の葉を使った生菓子を提供しています。​例えば、春の『春しずく』は葛粉をじっくりと練り上げ、桜の香りを添えた一品です。

あごつゆしゃぶしゃぶ 山福は、京都市中京区の先斗町に位置するしゃぶしゃぶ専門店です。​2012年2月18日にオープンし、歴史ある京町家を改装した趣のある空間で、特別なしゃぶしゃぶ体験を提供しています。 ​

このお店の最大の特徴は、長崎県産の高級魚「あご（飛び魚）」からとった特製の出汁を使用したしゃぶしゃぶです。​店主は、焼きあごの上品な旨味に感銘を受け、その美味しさを多くの人に伝えたいという思いから、あご出汁を使ったしゃぶしゃぶを提供することを決意しました。 ​

あご出汁（黄金出汁）は上品な甘みとコクうまみが特徴の長崎・平戸産の天日干ししたトビウオを使用し、焼くことで炭火の香ばしい香りが広がります。

看板メニューの京の都もち豚しゃぶセットは、もちもちとした食感が特徴の京都産もち豚を、あご出汁で楽しむ一品です。​セットには、バームクーヘン豚バラ、お野菜（ほうれん草・レタス）、京豆腐が含まれています。 ​

また、極上近江牛しゃぶセットも人気で、日本三大和牛の一つであるA5ランクの近江牛肩ロースを、あご出汁で堪能できます。​さらに、最強盛り合わせしゃぶセットでは、もち豚と近江牛の両方を一度に味わうことができます。 ​

しゃぶしゃぶ以外にも、近江牛炙り肉寿司や自家製ごま豆腐などの一品料理も充実しています。​食後のデザートには、自家製わらびもち 抹茶アイスとバニラアイス添えなど、甘味も楽しめます。

​CAPRiは、京都の中心部に位置するヴィンテージショップです。​2002年にオープンし、以来、約2ヶ月に一度の頻度でアメリカ全土やヨーロッパ各国を訪れ、作品性の高い稀少なヴィンテージアイテムや往年の名品・名作を買い付けています。 ​取り扱うアイテムの特性上、欧州の老舗メゾンブランドのデザイナーやデザインチーム、国内外の多くのファッションプロフェッショナル、さらには博物館関係者からも支持を得ています。

​新福菜館は、昭和13年（1938年）に創業された京都最古参の中華そば専門店です。​

創業者の徐永俤氏は、中国浙江省から日本に渡り、京都駅前で屋台を始めました。​当初は1日5杯しか売れない日もありましたが、徐々に人気を博し、現在の本店の場所に店舗を構えたのは昭和17年頃のことです。 ​

新福菜館の特徴的なスープは、鶏ガラと豚の旨みをベースに、濃口醤油をブレンドした黒い色合いが特徴です。​見た目の濃さとは裏腹に、味わいは意外にもあっさりとしており、コク深い風味が広がります。 ​

看板メニューの一つであるヤキメシは、濃い色の醤油ダレで炒められた焼き飯で、香ばしさとコクが特徴です。​中華そばとセットで注文するお客さんも多く、人気の組み合わせとなっています。 ​

その他にも、シューマイ、春巻き、餃子、唐揚げといったサイドメニューがあり、お酒のアテとしても楽しめます。

新福菜館は、京都駅から歩いていける距離にあり、朝早くから営業しているため、観光や出張の際にも立ち寄りやすいお店です。

嵐湯 嵐山本店は、京都・嵐山の風情ある路地裏に佇む、足湯カフェ＆フットマッサージのお店です。​京福嵐山本線「嵐山駅」から徒歩約1分の好立地にあり、観光の合間に立ち寄りやすい癒しのスポットとして人気を集めています。

お店の特徴は、季節の花々を浮かべた「雅」や、緑茶エキスを配合した「禅」など、見た目にも美しく香り豊かな足湯を提供している点です。​足湯に浸かりながら、お抹茶やほうじ茶などのドリンクと和菓子を楽しむことができ、五感すべてでリラックスできます。

天龍寺は、1339年に室町幕府初代将軍・足利尊氏が、後醍醐天皇の冥福を祈るために創建した臨済宗天龍寺派の大本山です。 ​開山は夢窓疎石で、当時の禅宗寺院の中でも格式高い「京都五山」の第一位に位置づけられました。 ​創建当初、資金難に直面しましたが、足利直義と夢窓疎石が相談し、中国・元との貿易を再開することで資金を調達し、1345年に完成しました。 ​

天龍寺の最大の特徴は、特別名勝・史跡に指定されている「曹源池庭園」です。 ​この庭園は、夢窓疎石が設計し、嵐山や亀山を借景として取り入れた池泉回遊式庭園で、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。 ​

また、法堂の天井には、加山又造画伯が描いた「雲龍図」があり、迫力ある龍の姿が参拝者を魅了します。 ​さらに、境内には精進料理店「篩月」があり、自然豊かな庭園を眺めながら、伝統的な精進料理を味わうことができます。

祇園の中心部に佇む「安参（やっさん）」は、昭和23年（1948年）に創業された老舗の肉割烹です。

​初代店主が東京・門前仲町から京都に移り、独自のテール煮込みを考案しました。 その後、二代目が肉割烹としての地位を確立し、現在に至るまでその伝統を守り続けています。 ​

「安参」の特徴は、厳選された新鮮な牛肉を使用した多彩な料理にあります。 特に、肉の刺身はタン、ハツ、赤身、ミノの湯引きなど、部位ごとに異なる味わいを楽しめます。 これらの刺身は、九条ねぎやからしを添えていただくのが「安参」流です。 ​

刺身の後には、焼き物が続きます。 中でもハラミのタレ焼きは、特製のタレが肉の旨味を引き立てる逸品です。 ​また、ロースの貝割れ巻きも人気で、さっぱりとした味わいが特徴です。 ​

そして、食事の締めくくりには名物のテールの煮込みがおすすめです。 創業以来、約70年もの間、継ぎ足しながら炊き続けられている秘伝のスープで、ホルモンやじゃがいも、こんにゃく、卵などが絶妙に煮込まれています。 ​この深い味わいは、多くの常連客を魅了し続けています。​

店内は和風の落ち着いた雰囲気で、カウンター席と座敷があります。 カウンター席では、板前さんの見事な包丁さばきを間近で楽しむことができ、ライブ感あふれる食事を堪能できます。

長嶋一茂・かまいたち・ヒコロヒー