2024年4月9日・16日放送の【ヒルナンデス】でいとうあさこさん・大久保佳代子さんがロケをした『千葉県佐原の水郷絶景旅』の川の駅、蕎麦の小堀屋本店、いかだ焼の正上、チーズとピザ伊能忠次郎商店、香取神社の山道食べ歩きなどのお店まとめを紹介します。

北総の小江戸と呼ばれる千葉県香取市にある佐原は古くから水郷のまちとして栄えて現在も残る江戸情緒。京都や白川郷と同じく伝統的建造物の保存地区になっている歴史ある町です。

後編で紹介した成田『春詣グルメ旅』ロケ地・お店はこちらで紹介しています。

道の駅と川の駅の複合施設。
一級河川の利根川ではカヤックや、予約なしでも乗れるモーターボート観光船などが楽しめます。しかも佐原中心部まで船で移動できます。

麻生屋は1832年に川魚の問屋として創業し、濃厚な風味の秘伝のタレでいただく鰻のかば焼きのお店です。
名物はうなぎの白焼きをご飯にのせたうなぎの白焼き丼で、うなぎ本来の旨味を味わえるよう、タレに頼らず、皮はパリパリ、身はふっくら焼き上げる技術で勝負する丼ぶりです。締めにはだしをかけ、自家製の柚子胡椒をふりかけてかきこむのが王道のグルメです。

正上は寬政十二年の江戸時代から続く歴史ある醤油店で、その醤油を使った佃煮が名物で、ワカサギをイカダのように串に刺して焼いた「いかだ焼き」が名物です。特殊なツボ釜でタレを煮立たせ炊く江戸時代から伝統の作り方を守り続けているさわら名物の一品です。

毎年夏と秋に開催される佐原の山車祭りでは高さ約9mの山車が街中を駆け巡ります。「山車会館」では大迫力の山車が展示されており、見学をすることができます。

伊能忠次郎商店は隣にチーズ工房を併設し、自家製チーズやクラフトチーズを作るイタリアンレストランです。新鮮なチーズを惜しげなく使った新感覚イタリアンがいただけます。

亀甲堂は大正10年ごろに創業し、名物が厄除けで名高い香取神社にちなんだ厄落とし団子が名物です。
お団子を食べてもらい、厄役を落としてもらおうと願って命名したと伝わっています。今では1000以上売れる名物グルメになっています。

他にもロケで食べた「もつ煮」は地元のブランド豚を使い、濃厚な白味噌で仕上げた一品です。

岩立本店は明治28年から続く和菓子屋さんで、香取神宮の御神水を使用した「わらび餅」が名物で、職人さんが150kgのわらび餅を手練りで仕込み、縁起がいいのはもちろん、食感が最高と話題です。

ロケでは店頭で実演販売をしている「むらさき芋コロッケ」を紹介しました。まんじゅうのあんこを生地で包むい技術を応用して、さつまいもを紫芋でくるんであげた斬新グルメです。2つの芋の風味を生かすため
味付けは塩コショウのみで仕上げ、1000個以上売れるご当地コロッケです。

小堀屋本店は江戸中期の天明2年（1782年）に創業した黒切そばが名物の蕎麦屋さんです。創業時は醤油醸造を生業としていましたが、天明年間の大火事をきっかけに蕎麦屋へと転業しました。店舗は明治33年(1900年)に建てられ、その建築は千葉県の有形文化財にも指定されています。

名物の黒切そばは、生地に日高昆布を加えることで独特の黒い色を出しています。

いとうあさこ・佐藤栞里・八乙女光・有岡大貴・長田庄平・松尾駿・チョコレートプラネット・ほいけんた・尾形貴弘・パンサー・大久保佳代子・伊藤歩