2025年3月27日（木）放送の【秘密のケンミンSHOW!】愛媛県のご当地焼き鳥で紹介した、今治焼き鳥のお店のお店は『五味鳥・新味鳥・はち八』です。

五味鳥は、1960年に創業された今治市の名物「鉄板焼き鳥」の元祖として知られる老舗です。​初代店主の中川武樹さんが、大阪の千日前でレンコンの肉詰めを鉄板で焼く店を見て、その手法を焼き鳥に応用したことが始まりです。 ​この独特な調理法は、せっかちな今治の人々に素早く美味しい料理を提供するために考案されました。 ​一度は閉店しましたが、2020年9月に新たな場所で再オープンし、現在も多くの人々に愛されています。 ​

五味鳥の最大の特徴は、串に刺さずに鉄板で一気に焼き上げる「今治焼き鳥」です。​特に人気のメニューは、外側が香ばしくカリッとした食感の皮です。​鉄板で押しつぶすように焼くことで、余分な脂が落ち、独特の食感と風味が生まれます。 ​また、せんざんきと呼ばれる鶏の唐揚げも名物で、ピリッとした味付けが特徴です。 ​

これら以外にも、五味焼や牛タンたたきなど、多彩なメニューが揃っています。​五味焼は、牛タンやとりきも、やさきが一本の串になった一品で、さまざまな部位の味を一度に楽しめます。​牛タンたたきは、表面を香ばしく焼き上げ、中はモチモチとした食感が魅力です。

新味鳥 常盤店は、愛媛県今治市常盤町にある、今治焼き鳥の名店です。​2010年に開催された第4回やきとリンピックで金賞を受賞し、その実力が広く認められています。

​店内は昭和レトロな雰囲気が漂い、訪れる人々に懐かしさと温かみを感じさせます。 ​

新味鳥の特徴は、鉄板で焼き上げる正統派の今治焼き鳥で、​特に人気のメニューは、皮です。​1人1皿食べるのが今治流です。

親鶏と若鶏から選ぶことができ、歯ごたえを楽しみたい方には親鶏、柔らかさを求める方には若鶏がおすすめです。​甘めのタレで味付けされており、あっさりとした味わいが特徴です。 ​

また、せんざんきも定番の一品です。​これは鶏の唐揚げで、外はカリッと中はジューシーに仕上げられています。​新味鳥では、チューリップと呼ばれる部位の唐揚げも人気があります。 ​

締めの一品としておすすめなのが、鳥めしです。​ご飯の上に卵と一緒に焼いた鶏皮が乗せられ、甘辛いタレとたっぷりの刻み海苔が絶妙なハーモニーを奏でます。​新味鳥を訪れた際には、ぜひ味わっていただきたい一品です。

はち八は、愛媛県今治市郷本町にある焼き鳥の名店です。​店内は活気にあふれ、カウンター席から座敷まで約80席を備えており、地元の方々や観光客で賑わっています。 ​

このお店の特徴は、新鮮な朝引きの鶏肉を使用した多彩なメニューにあります。​特に人気なのが、今治名物の皮焼きにネギを加えた皮ねぎです。​パリッと焼き上げられた鶏皮と香ばしいネギの組み合わせは絶妙で、一度食べると忘れられない味わいです。 ​

また、とり刺しやずり刺しなど、新鮮な鶏肉を活かした刺身も提供されています。​これらは朝引きだからこそ味わえる逸品で、鶏肉本来の旨味を堪能できます。 ​

さらに、せんざんきと呼ばれる今治風の唐揚げや、れんこん肉詰めなど、多彩な料理が楽しめます。​どの料理も丁寧に調理されており、訪れる人々を魅了しています。

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