紀尾井町の高級料亭「紀尾井町 福田家」
福田家の特徴は、魯山人氏の美学を受け継いだおもてなしにあります。料理だけでなく、器や部屋のしつらいにも季節感を取り入れ、訪れる方々に日本の四季を感じていただけるよう工夫されています。特に、魯山人氏の言葉である「食器は料理の衣装である」を体現し、料理と器の調和を大切にしています。
至福のハヤシライスは淡路産の甘みの強い玉ねぎと牛テールを5時間以上じっくりと煮込み、2種の味噌とたまり醤油、味醂を独自にブレンドした和風デミグラスソースで仕上げています。具材には、日本橋人形町の老舗精肉店「日山」が選定した良質な黒毛和牛の肩肉を贅沢に使用しており、深いコクと旨味が特徴です。
その他の名物料理としては、季節の食材を活かした懐石料理が挙げられます。例えば、春には新鮮な山菜を使った天ぷら、夏には涼を感じる冷製茶碗蒸し、秋には香り高い松茸の土瓶蒸し、冬には濃厚な味わいのふぐ刺しなど、四季折々の味覚を楽しむことができます。これらの料理は、素材の持ち味を最大限に引き出す調理法で提供され、訪れるたびに新たな発見があります。
- 北大路魯山人
大正から昭和にかけて、書・篆刻・料理・ 陶芸など幅広い分野で活躍した芸術家 - 福田家と北大路魯山人
初代福田マチは、魯山人から指導を受け、その考え方、美意識がお店に色濃く反映されている。 - 迷い鰹
通常太平洋で水揚げされるが、迷ってしまい日本海で獲れた鰹
1939年の創業以来、魯山人の美学を受け継ぎ伝統を守り続けてまいりました。「美」と「味」との調和、料理の風情に重きを置き、変わらぬ心ともてなしで皆様をお迎えいたしております。…
住所 | 東京都千代田区紀尾井町1-13 |
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電話 | 03-3261-8577 |
三村マサカズ・さまぁ〜ず・青木崇高
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!