【マツコ有吉 かりそめ天国】ちゃんこ鍋　高崎の台湾料理『來來』お店の場所〔片岡鶴太郎〕

30年以上前、台湾出身の奥様の料理好きが高じて開店されました。当時はおつまみ系メニューが少なかったものの、歓楽街である柳川町の特性に合わせて、軽めのメニューを増やしていったそうです。現在では、家族経営で息子さんも加わり、温かい雰囲気の中で営業されています。

來來の特筆すべき特徴は、元力士である2代目が作る本格的なちゃんこ鍋です。台湾料理店でありながら、ちゃんこ鍋を提供するユニークさが魅力です。豚ガラをベースにしたあっさりめのスープで、女性でも気軽に楽しめます。つみれ・豚バラ肉・県産白菜・ネギなど13種類の具材に、スープの味は、塩、にんにく、ごま豆乳、トマト、カレー味から選べ、野菜と肉団子がたっぷり入ったボリューム満点の一品です。予約必須で、前日までに3人前からのオーダーが可能です。

ちゃんこ鍋のつみれには鶏と豚の合挽きを生姜・ニンニク・味噌でパンチの効いた味に。

人気の料理は、台湾の家庭料理である魯肉飯（ルーローファン）です。來來では「にくどん」と呼ばれています。台湾から取り寄せたメンマとタレが染みた豚角煮がご飯に乗っており、その相性は抜群です。濃いめの味付けがご飯とよく合い、食欲をそそります。

その他のおすすめ料理として、担々麺があります。日本では胡麻ベースのスープが主流ですが、來來の担々麺は醤油を使ったあっさりとしたスープが特徴です。程良い油分が細めの麺や具材とマッチし、食べごたえ十分です。シャキシャキの青梗菜と細切り肉、揚げネギのトッピングが美味しさを引き立てています。また、焼き餃子は自家製の皮がもちもちとしており、野菜がメインの餡はそのままでも美味しく、自家製の特製タレをつけるとピリ辛でアクセントが増します。さらに、ワンタン皿は肉肉しさたっぷりで、おつまみに最適な一品です。

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