2025年1月21日放送の【マツコの知らない世界】で紹介した情報。

今回の春巻の世界では1000種類の春巻を食べ歩く構成作家の久松知博さんが、根菜・とうもろこし・きゅうりなど日本で独自進化した春巻きの魅力を紹介しました。

「どんく」は、1981年に創業した長崎出身のご夫婦が営む中華風居酒屋で、恵比寿駅から徒歩2分の場所にあります。

名物料理の一つである春巻きは、パリパリの皮にしっかりとした下味がついており、ケチャップでいただくスタイルが特徴的です。

また、チキンカツも人気メニューの一つです。サクサク・カリカリに揚げられたチキンに、手作りのタルタルソースを添えて提供されます。ボリューム満点で、中毒者続出の危険な一品です。

中華銘菜 慶（チュウカメイサイ チン）は、2017年7月14日にオーナーシェフの梁慶彰（リョウケイショウ）氏が開店した広東料理店です。梁氏は、横浜の名店・萬珍樓や周記での経験を積み、世田谷赤堤の火龍園で15年間料理長を務めた後、独立してこのお店をオープンしました。

学芸大学駅から徒歩5分の場所にあり、若い方からご年配の方まで幅広い層に親しまれています。

このお店の特徴は、季節の旬の食材や産地直送の新鮮な海鮮を使用し、お客様の好みに合わせてシンプルに素材の持ち味を生かした料理を提供している点です。特に、点心や土鍋で煮る「煲（ポウ）」、叉焼（チャーシュー）などのロースト「燒（シウ）」、甜心（デザート）など、豊富なメニューが揃っています。

ゴボウの春巻きの具材は塩・砂糖・揚げニンニクなどであえたゴボウのみで、ゴボウは揚げ蒸しすることで臭みが消え甘くなります。春巻きは中に空洞が多くあり、パリパリ食感で咀嚼するたびにゴボウの甘みが感じられます。

海老のマヨネーズソースは、大きな海老にざっくりとした衣を纏わせ、マヨネーズソースとともに提供され、海老の旨みと風味が口いっぱいに広がります。

獅天鶏飯ハナレは、2024年4月10日に渋谷・ミヤシタパーク近くのビル2階にオープンした、シンガポール中華料理の人気店「獅天鶏飯」の2号店です。

とうもろこしの夏巻は北海道産トウモロコシを使用し、香辛料のクミンとともに炒めて、カレー風味のスパイスを入れます。蒸す事で甘さが引き立つトウモロコシが絶品です。

名物料理の一つは、エビのブラックペッパーソースです。 豪快に炒めたプリプリのエビにピリッとスパイシーなペッパーソースが絡み、やみつきになるおいしさです。

また、肉骨茶（バクテー）スペアリブの白胡椒煮込みも人気メニューです。スペアリブをホロホロになるまでスパイスの利いたスープで煮込んだ一品で、深い味わいが特徴です。

「ごはんや はるや」は、札幌市中央区北4条西11丁目にある家庭的な雰囲気の食堂です。以前は南円山や北18条に店舗を構えていましたが、現在の場所に移転して営業を続けています。

お店の名物は、たこめしと揚げ春巻きです。たこめしは、活たこと山椒が絶妙に調和した風味豊かな一品で、訪れる多くの人々に愛されています。また、揚げ春巻きは、注文を受けてから一つ一つ丁寧に巻いて揚げられ、パリッとした皮の中に季節の野菜やエビがぎっしり詰まっています。そのボリュームと味わい深さが評判です。

春巻きは店主の小室さんが10年間試作を繰り返し、9種類以上（北海道産野菜キャベツ・紫キャベツ・赤玉ねぎ・にんじん・なす・ズッキーニ・パプリカ・ピーマン・長芋・からし菜）を使用しています。味付けは最小限の藻塩 米油のみで、薄めの皮を2枚巻きにしてパイ生地のような食感に仕上がっています。

『峨嵋山（ガビサン）』は、2000年に創業した本格的な四川料理を提供する中華料理店で、四谷3丁目から徒歩3分にあります。

お店の名物料理は、キューリ春巻きです。極薄の皮で包まれた春巻きの中には、きゅうりとチーズがたっぷり詰まっており、揚げることでチーズがとろけてきゅうり全体に芳醇な香りと旨味が広がります。きゅうりはメロンのように甘く、繊細な味で食感と濃厚なチーズの風味が絶妙にマッチした一品です。

また、麻婆豆腐もこのお店の看板メニューの一つです。本場四川のスパイスを使いながらも、日本人の舌に合うように工夫された味付けで、辛さは4段階（普通～超激辛）から選べるのが嬉しいポイントです。パンチのある味わいで、ご飯が進む逸品です。

さらに、五目入りあんかけ焼きそばも人気のメニューです。豚肉、白身魚、いか、えび、きくらげ、青菜、たけのこなど多彩な具材が入ったあんかけが、香ばしく焼かれた麺に絡み、豊かな旨味を堪能できます。

古馬商店は、2021年7月に横浜・日ノ出町にオープンした居酒屋です。現役の大工であるオーナーが、テナント探しから内装施工まで自ら手掛け、杉板のカウンターや漆喰の壁、風情ある欄間など、和の心と職人の遊び心を感じられる空間を作り上げました。

鯖味噌チーズ春巻きやドライグリーンカレー春巻きなど、個性的な春巻きメニューを取り揃えています。

お店の看板メニューは、新鮮な馬刺しです。モンゴルの大草原で育った遊牧馬の肉を使用しており、低カロリー・高タンパク質で、旨みとあっさりとした脂身が特徴です。

また、創作天ぷらも人気です。中でも、紅生姜の豚バラ巻き天は、豚肉の旨みと紅生姜のさっぱりとした味わいが絶妙にマッチした一品です。さらに、りんごとチーズの豚バラ巻き天は、甘みと塩味のバランスが良く、女性にもおすすめです。

『小料理 百けん』は、2016年3月14日に開店した渋谷百軒店の隠れ家的な小料理屋です。店主の松崎さんが切り盛りするお店です。

お店の名物料理の一つに、セロリ餃子があります。女将が「酒に合う餃子を開発したい」という思いから生まれた完全オリジナルの一品で、セロリのシャキッとした食感と肉汁が絶妙にマッチしています。厚めの皮で包まれた餃子は、お酒との相性も抜群です。

また、人気メニューの一つに、花椒と春菊の春巻きがあります。花椒のピリッとした刺激と春菊の風味が調和し、クセになる味わいです。春菊は香りがたちやすいようぶつ切りにし、食べた時にパリパリ食感が下るように、あまりキツく包まずほどよく空気をいれてあります。春菊の高級感ある香りと花椒のシビレが日本酒と相性抜群です。

『はるまきバトン』は、2021年6月1日にオープンした春巻き専門店で、東京都品川区の武蔵小山駅から徒歩約5分の場所にあります。店名は、春巻きの形がリレーのバトンに似ていることから、「お客さんの幸せな気持ちを人から人へつなげていきたい」という思いが込められています。

お店の特徴は、和洋中さまざまな創作春巻きを提供している点です。オープンから1年間で100種類以上の春巻きを考案し、週に2種類の新作を生み出すなど、常に新しい味を追求しています。

人気のメニューは、王道バトン春巻きです。タケノコやキクラゲ、春雨など10種類の具材が包まれており、食感が楽しい定番の味わいです。食材の食感と旨味を感じてもらうためあえて片栗粉でとろみをつけず、極限まで引き出された素材の旨味が感じられます。

ニンニク醤油などで味付けた特製タレはお酒との相性が格段にアップします。

その他にも、男爵芋とゴルゴンゾーラ春巻きは、ハチミツをかけて食べる一品で、チーズのコクと甘みが絶妙にマッチしています。また、牛すき焼き春巻きは、卵黄につけて食べるスタイルで、濃厚な味わいが特徴です。さらに、広島風お好み焼き春巻きなど、ユニークなメニューも取り揃えています。

マツコデラックス