2024年12月29日放送の【なりゆき街道旅】ハナコと、ゲストの立川志らくさん・春風亭一之輔さんが紹介した情報。

東京国立博物館は、1872年に湯島聖堂で開催された博覧会を起源とする、日本で最も長い歴史を持つ博物館です。上野公園内に位置し、日本と東洋の美術や考古資料など、12万件を超える文化財を収集・保存・展示しています。

甘味処 みつばちは、1909年（明治42年）に創業した老舗の甘味処で、東京都文京区湯島にあります。当初は氷業を営んでいましたが、大正時代に全国に先駆けて「小倉アイス」の製造を始めました。これは、創業者の嶋田当与氏が氷あずきの残りをアイスクリーム製造機に入れたことから偶然生まれたものです。以来、100年以上にわたり、変わらぬ味を提供し続けています。

「みつばち」の名物は、なんといっても小倉アイスです。北海道産の小豆を使用し、甘さ控えめで小豆本来の風味を活かしたアイスクリームは、さっぱりとした味わいが特徴です。その誕生には、氷あずきの残りを活用しようとした創業者の工夫があり、偶然から生まれた美味しさとして知られています。

また、小倉あんみつも人気の一品です。自家製の濃厚な黒蜜と、もちもちとした白玉、そしてフルーツをふんだんにあしらったあんみつは、他では味わえない素敵なハーモニーを奏でます。特に、沖縄産の黒糖を使用した黒蜜は、コクと風味が豊かで、具材一つひとつにしっかり絡み、最後の一口までおいしく楽しめます。

さらに、サハラというユニークなデザートもおすすめです。サハラ砂漠をイメージして作られたこの一品は、きな粉、アイス、あんこが絶妙なバランスで組み合わさっています。中に隠れている寒天のプルプル感と、黒蜜との相性も抜群で、きな粉好きにはたまらない逸品です。

志村商店は、東京都台東区上野のアメヤ横丁（通称アメ横）にある、チョコレートのたたき売りで有名なお店です。

威勢の良い掛け声とともに、約2,000円分以上のチョコレートやお菓子を1,000円で提供するスタイルが、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。

店員さんの「入れちゃえ、入れちゃえ！」という元気な掛け声とともに、袋に次々とチョコレートやお菓子を詰め込んでいく様子は、まさにアメ横の風物詩です。

「かるた家」は1952年創業の大粒な北海道産の手亡豆を使った白あんが入った一口サイズのおまんじゅうです。

お店名物の都まんじゅうは、白餡をカステラ風の生地で包んだ一口サイズの焼き饅頭です。専用の製造機「キノ式自動製菓機」で焼き上げられる様子は、懐かしさを感じさせます。生地には厳選された国産小麦粉とブランド卵の奥久慈卵を使用し、水を一切使わずに練り上げることで、常温で1週間の日持ちが可能となっています。

都まんじゅうは、ふんわりとした生地と上品な甘さの白餡が特徴で、素朴な美味しさが魅力です。

「フリークマーケット」は上野アメ横で創業40年の和装衣類の専門店です。1000着以上のスカジャンを取り揃えています。

上野東照宮は、1627年に創建された東京都台東区上野公園内にある神社で、徳川家康公（東照大権現）を主祭神としてお祀りしています。

また、徳川吉宗公や徳川慶喜公も合わせて祀られており、出世、勝利、健康長寿にご利益があるとされています。三代将軍・徳川家光公が、日光東照宮まで参拝に行けない江戸の人々のために、1651年に現在の豪華な社殿「金色殿」を建立しました。

青天（AOTEN）は、2024年秋に上野・湯島エリアの仲町通りにオープンした蕎麦ダイニングです。

青天の名物料理は、希少な京鴨を使用した京鴨のすき鍋です。開店当初から不動の人気を誇るこの一品は、特製の出汁でいただく贅沢な味わいが特徴です。また、特製京鴨焼きも人気のメニューで、九条ネギと特製ダレでコク深くさっぱりと楽しめます。

人気の料理は、ランチタイム限定の青天蕎麦セットです。このセットには、京鴨のロースト、旬の魚のお刺身2種、出汁巻き玉子、天ぷら盛り合わせ、二色蕎麦（しょうゆダレとくるみダレ）、そして炊き込みご飯か甘味のどちらかを選べるという、贅沢な内容となっています。特に、北海道産の蕎麦粉を使用した香り高くコシの強い蕎麦は、擦りたての静岡県産本わさびとともに味わうことができます。

その他のおすすめ料理として、京鴨の炙り刺し三点盛りがあります。新鮮なハツ、レバー、ささ身をそれぞれの食感と風味で楽しめる一品で、ごま油塩や生姜醤油でいただくと、さらに美味しさが引き立ちます。また、京鴨のレバームースは、臭みのない口溶けの良いムースに仕上げられており、高いリピート率を誇る人気の一品です。さらに、ずわい蟹の和風サラダは、リーフレタスの上に蟹の身を散らし、マヨネーズ系のドレッシングとおぼろ昆布がアクセントとなった、さっぱりとしたサラダです。

ハナコ