2025年3月23日放送の【なりゆき街道旅】ハナコと、本仮屋ユイカさん・モモコグミカンパニーさんがゲストで、湯島ロケをしたお店・情報をまとめて紹介します。

オープニングは湯島天満宮でお祈りし、フランス帰りの夫婦のタルトタタンが名物のSIMON、紙専門店の再燈社書店、江戸文字・寄席文字のUNOS、
鮮魚店の丸赤、鴨鍋＆鴨つくねの梅園などのお店を巡りました。

湯島天満宮（湯島天神）は、東京都文京区にある学問の神様として知られる神社です。​創建は古く、雄略天皇2年（458年）1月に天之手力雄命（あめのたぢからおのみこと）を祀る神社として建立されました。 ​その後、正平10年（1355年）に菅原道真公を合祀し、学問の神として広く信仰を集めるようになりました。

境内には約300本の梅の木が植えられていて、毎年2月から3月にかけて「梅まつり」が開催され、多くの参拝客が訪れます。 ​また、江戸時代には徳川将軍家からの庇護を受け、多くの学者や文人が訪れる場所としても知られていました。

SIMON（シモン）は、2023年11月にオープンしたフレンチシェフとジュエリーデザイナーの夫婦が手掛ける、料理とアートが融合したカフェです。

SIMONは、フランスで10年間料理とアクセサリーデザインを学んだ夫婦が営むカフェです。 ​店内は、かつて折り箱倉庫だった場所を改装しており、1階と地下1階の2フロア構成で、広々とした空間が特徴です。 ​お子様連れのお客様も大歓迎とのことで、家族での利用にも適しています。 ​

人気の料理は、ワンプレートデリランチです。​日替わりのデリが数種類盛り付けられたプレートで、季節の食材を使用したバランスの良いメニューが楽しめます。​価格は1,000円で、＋200円でドリンクセットを付けることも可能です。 ​

SIMONでは、スイーツメニューも充実しています。​特にバスクチーズケーキは、表面がほんのり焦げており、中はクリーミーで濃厚な味わいが特徴です。 ​また、フレッシュハーブティーは、霜田農芸さんのハーブを使用しており、自然の恵みが詰まった飲みやすいブレンドとなっています。 ​さらに、自家製レモネードは、爽やかな酸味と甘みがバランス良く、リフレッシュしたい時におすすめです。 ​

再燈社書店は、本とノートやメッセージカードなど紙製品を取り扱うお店で、もともと紙の商いを行っていた会社が作った専門店です。『紙の文化に再び火を燈す』がコンセプトの紙・文具の専門店です。

再燈社書店の特徴のひとつは、店内外にあしらわれた「檜垣紋（ひがきもん）」のデザインです。これは日本古来の模様で、上へ上へと積み上がる様子から、朽ちたものが発展する願いが込められています。店内正面のタイルは、この檜垣紋のデザインに合わせて職人が手作業で一つずつ精緻に組み上げたものです。

また、店内にはオリジナルで漉かれた越前和紙が使用されており、柔らかな光と質感が訪れる人々を包み込みます。

オリジナルの「はこか」は、好みのミニカード8枚と封筒4つを選んで小箱に詰めることができるセットで、紙の質感やデザインを楽しみながら、自分だけの組み合わせを作ることができます。

さらに、撮影時は購入額が1000円ごとに約40種類の紙で作られたしおりを1枚プレゼントしてくれるそうです。

UNOSは、東京都文京区湯島にある江戸文字・寄席文字の書家、橘右之吉（たちばな うのきち）氏のアトリエ兼工房です。​

橘右之吉氏は、江戸文字の伝統を受け継ぐ書家として50年以上、寄席や芝居の看板、千社札、奉納額など、多岐にわたる作品を手掛けています。湯島天満宮や浅草鷲神社の伝統文字の制作にも携わり、その技術と情熱で江戸文化の継承に尽力されています。​また、浅草観光連盟や京都市観光協会のタイトル筆耕やデザインも行っており、その活動は多岐にわたります。​​

UNOSの特徴は、橘氏が手掛ける江戸文字の作品が、現代のデザインやファッションとも融合している点です。例えば、2024年4月には、ファッションブランド「bonjour records」とのコラボレーションで、橘氏が描き下ろしたロゴを使用したアイテムが発売されました。このように、伝統と現代を結びつける取り組みが注目されています。​

丸赤 湯島本店は、1946年（昭和21年）に創業した老舗の干物専門店で、東京都文京区湯島にあります 。創業者の中村三郎氏は、日本橋の海鮮問屋で修行を積んだ後、「お客様の声を直接聞きたい」という思いからこの地に店を構えました 。以来、「新鮮美味」を看板に掲げ、厳選された日本各地の乾物や鮮魚を提供し続けています 。

店主が毎朝豊洲で魚を買い付け、干物などの加工もお店でしています。素材本来の旨味を引き出す絶妙な塩加減と熟練の技で仕上げられた干物は、旨味が凝縮されながらも、ふっくらと肉厚で食べごたえがあります 。また、近くに鈴本演芸場があることから、有名な落語家や歌舞伎役者、俳優など多くの著名人・文化人からも愛されています 。

名物料理として特におすすめなのが、甘鯛の干物です。神奈川県佐島産の甘鯛を使用し、絶妙な塩加減で仕上げられたこの干物は、皮はパリッと、身はふっくらとした食感が楽しめます 。また、背黒イワシの目刺しも人気の商品で、炙ることで香ばしさが増し、お酒のお供にも最適です 。

その他のおすすめ商品として、まながつおの西京漬があります。1.5kgサイズの立派なまながつおを使用し、京都の石野白粒味噌をベースに、甘い熊本の赤酒と醤油で風味付けされた味噌床に漬け込まれています。しっとりとした食感と凝縮された旨味が特徴で、身の厚みもあり、食べごたえのある一品です 。

『湯島 梅園』は、昭和51年（1976年）に創業した鴨料理専門店で、東京都文京区湯島にあります。湯島天満宮の目の前に位置し、創業以来40年以上にわたり、鴨鍋や鴨しゃぶなどの伝統的な鴨料理を提供しています。

お店の名物は、特製鴨なべです。厳選された合鴨の旨味が凝縮されたスープに、淡路島産の玉ねぎなどの野菜が絶妙にマッチした逸品です。スープは醤油味と塩味から選べるため、お好みに合わせて楽しめます。

また、もう一つの人気料理として、梅園特製 鴨しゃぶがあります。国産鴨を丁寧にとった出汁にくぐらせ、さっぱりといただく贅沢な一品です。たっぷりの野菜と数種類の薬味が、鴨の旨味をさらに引き立てます。

さらに、霜降り馬刺しもおすすめです。その時々で最も美味しい産地のものを厳選し、脂ののった柔らかな肉質と口溶けの良さが特徴です。豊富に取り揃えた地酒との相性も抜群で、珠玉の一品として多くの方に親しまれています。

ハナコ・本仮屋ユイカ・モモコグミカンパニー・ハリセンボン・近藤春菜