【ニッポン行きたい人応援団】焼き餃子のお店まとめ『亀戸ぎょうざ・按田餃子・黒兵衛・蒲田羽付き餃子』のお店の場所

2024年11月11日（月）放送の【世界！ニッポン行きたい人応援団】餃子大好き、スペイン・ガバァのバネッサさんをご招待で紹介した、餃子のお店をまとめて紹介します。

スペインの日本祭りで遭遇したバネッサさんが日本に来日し、亀戸の名物餃子、代々木上原の按田餃子、蒲田の兄弟が味を守る羽付餃子、宮崎の「黒兵衛」などを巡りました。

亀戸餃子本店は、1953年に創業した餃子専門店です。創業以来、餃子一筋で営業を続けており、地元の方々や観光客に愛される老舗です。

メニューは餃子のみで座席に着くと、自動的に餃子が提供され、1人2皿以上の注文が基本となっています。また、餃子が少なくなると店員さんがおかわりを勧めてくれる、独特のシステムです。

餃子の具材には、国産のキャベツ、豚肉、ショウガ、ニンニク、ニラ、タマネギを使用し、特に群馬県嬬恋村産のキャベツや青森県産のニンニクを取り入れています。野菜が多めの餡は、さっぱりとした味わいで、何皿でも食べられると評判です。

餡づくりのポイントは餡の8割に宮崎産のキャベツを使用し、キャベツの芯も余さず使用し、2〜3mmに細かく刻んで甘さを出すポイントだそうです。宮崎産の牛と豚の合挽肉・ペースト状にした玉ねぎ・胡麻油・日本酒を加えて作ります。

皮の小麦粉の割合は強力粉6と薄力粉4の2種を熱湯を入れて混ぜて作ります。熱湯を使うとグルテン成分が多くなり小麦粉の美味しさを引き出すことができます。

餃子と一緒に提供される調味料には、醤油、酢、ラー油に加え、カラシが用意されています。このカラシを餃子に付けて食べるのが亀戸餃子の特徴です。

1986年創業

按田餃子（あんだぎょうざ）は、2012年4月に東京・代々木上原で開店した水餃子専門店です。オーナーの按田優子さんは保存食研究家としても知られ、彼女の知識と経験が詰まった独自の餃子が評判を呼んでいます。

このお店の餃子は皮に有機ハトムギを殻ごと粉末にして練り込んでいて、ハトムギは美肌効果や血液浄化作用があるとされ、その栄養価を餃子に取り入れることで、健康志向の方々にも支持されています。また、餡には国産の鶏肉や豚肉を使用し、素材の旨味を引き出すシンプルな味付けが特徴です。

人気のメニューは「水餃子定食」、4種類の水餃子（鶏 白菜と生姜、鶏 香菜と胡瓜、豚 大根と搾菜、豚 カレー風味と人参）を各2個ずつ計8個と、豚そぼろ飯、海藻湯がセットになっています。これらの餃子は、それぞれ異なる風味と食感を楽しめると評判です。

その他にも、ラゲーライス定食や麻婆飯定食なども提供されています。ラゲーライスは、木耳（きくらげ）や金針菜、豚肉を煮込んだご飯で、独特の食感と深い味わいが魅力です。また、麻婆飯は油を使わないスパイシーな味わいが特徴で、ヘルシー志向の方にもおすすめです。

按田餃子は、ミシュランガイド東京で8年連続ビブグルマンに選出されるなど、その味と品質が高く評価されています。

「ギョーザ専門店 黒兵衛」は、創業70年を超える宮崎市の老舗餃子店です。地元で長年愛され続けており、宮崎キャンプに訪れたプロ野球選手も通う人気のお店です。

黒兵衛の餃子は、地元産の牛豚合挽き肉やキャベツ、ニラ、玉ねぎを使用し、青森産のにんにくを加えることで、野菜の甘みとにんにくの風味が絶妙に調和しています。一つ一つ手作りで丁寧に包まれた餃子は、もっちりとした皮とジューシーな具材が特徴です。

メニューはシンプルに餃子のみで、1人前8個入りで提供されています。外はカリッと、中はジューシーな食感が楽しめる餃子は、ビールとの相性も抜群です。

バネッサさんは皮＆餡作り、包み＆焼き方といった秘伝の製法を学びました。