新潟のフルーツかき氷「季節のくだもの 団吉氷店」
このお店には、70年以上の歴史が息づいています。もともとこの場所には、地元の人々に親しまれた「よろずや団吉」がありました。お酒や生活雑貨を扱う、まさに地域の”よろず屋”として長年愛されてきたのです。
店主の中野直美さんは、この「よろずや団吉」で3人の子どもを育てながら働いていました。しかし、時代の変化とともにお店を頼りにする人が減り、3年前に店じまいを決断することになりました。そんな中、長女の菜々子さんから「一緒に新しい団吉を始めよう!」という提案があり、直美さんの背中を押す形となりました。
新しいお店のコンセプトを考える中で、直美さんは昔のことを思い出しました。「よろずや団吉」は、近くのお寺の夏祭りで毎年かき氷を振る舞っていたのです。この思い出の味を再び地域の人々に楽しんでもらいたいという想いから、かき氷専門店として生まれ変わることを決意しました。
お店では定番メニューを作らず、旬のフルーツだけを使って季節ごとに4~5種類のかき氷を提供していることです。例えば、地元特産の桃「八幡白鳳」を使ったかき氷は、シロップやコンポートまで桃づくしの贅沢な一品。お代わりするお客さんが出るほどの人気ぶりです。
また、「瀬戸内れもんピスタチオ」も評判で、セミドライれもんやピスタチオクリーム、甘夏ピールなどが層になっており、スプーンを進めるごとに異なる味わいを楽しめる工夫が施されています。
その他にも、「ローズゼラニウム薫る桃ミルク」や「メロンとライム」など、四季折々のフルーツを使った独創的なメニューが楽しめます。白根産の桃にローズゼラニウムの香りをまとわせたミルクや、メロンの甘さをライムのピールで引き立て、エクストラバージンオリーブオイルをアクセントに使用するなど、細やかな工夫が光ります。
- 地元に根付く『よろずや』をリノベーション
- 地元の特産の桃を使用
こちらは『季節のくだもの 団吉氷店(西蒲区/カフェ)』のお店ページです。実名でのオススメが3件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…
住所 | 新潟県新潟市南区犬帰新田754 |
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電話 | 025-280-3034 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!