メンチカツサンド 東松山駅「長嶋椿寿商店 寿や(コトブキヤ)」
店主の長嶋亮さんは、この地域に深い愛着を持つ生粋の東松山っ子。精肉店を営んでいた両親のもとで育ち、地域の人々が集うお店の温かさを肌で感じてきました。
亮さんの人生は、これまでの様々な経験を経て「寿や」の誕生へとつながっています。37歳でコンビニ経営を引き継いだ際、多様なパンとの出会いが彼の人生を大きく変えました。パンへの情熱が芽生え、やがて50歳を前に、生まれ育った東松山市で自分の店を持ちたいという思いが強くなっていきました。
そんな中で生まれたのが、両親が昔から作っていたメンチカツと、大好きなパンを組み合わせたサンドイッチのアイデア。創業塾で学び、かつての両親が営んだ精肉店の近くに物件を見つけ、ついに夢が実現しました。
店名の「長嶋椿寿」は、戦後に東松山市で養豚業を営んだ祖父の名前を冠し、地域への敬意と感謝を表しています。
看板メニューは、ボリューム満点の「寿メンチ」。大きなメンチカツを、甘くて柔らかい菓子パン生地で包んだサンドイッチです。肉汁たっぷりのメンチカツと、ふわふわのパンの相性は抜群。
他にも、自家製チャーシューサンドや季節限定のあんバターサンド、フルーツサンドなど、バラエティ豊かな15種類ほどのオリジナルサンドイッチが毎日店頭に並びます。
こだわりは食材選びにも表れています。メンチカツやチャーシューは店主自ら手作りし、全ての食材を地元で調達。丁寧な仕込みと、長年培ってきた技術が、美味しさの秘訣となっています。
店内のインテリアにも、亮さんのセンスが光ります。和モダンなデザインに木材を多用し、エジソン電球の温かな光が空間を包み込みます。さらに、ヴィンテージオーディオから流れる音楽と、地元で焙煎されたオリジナルブレンドコーヒーが、ゆったりとした時間を演出。イートインスペースは、地元の人々の憩いの場として親しまれています。
[記事公開日]
[最終更新日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!