2024年9月29日放送の【路線バスで寄り道の旅】岡田紗佳さんがゲストでロケをした、神保町の冷やし中華の元祖・五目冷やしそばのお店は『揚子江菜館』です。

番組では芝公園〜神保町〜赤坂を巡りました。

「揚子江菜館（ようすこうさいかん）」は、1906年（明治39年）に創業した、東京・神保町の老舗中華料理店です。

中国寧波出身の料理人が118年前に始めたお店で、この道20年以上の中華料理人が作るのは、創業当初から変わらぬ味付けの炒飯を始め、キクラゲ 玉ねぎ 豚肉にもやしたっぷり、5種類の具材がのったお店自慢の上海式肉焼きそばなど、100種類以上のこだわり抜いた中華料理が楽しめます。

特に「元祖冷やし中華」は、発祥地として広く知られていて、1933年（昭和8年）に誕生した「五色涼拌麺（ごもくひやしそば）」は、ざるそばを中華で出せないのか研究して開発されたメニューです。

具材を高く盛り付け、富士山の形を模したインパクトのあるビジュアルが魅力的です。麺は縮れ麺ではなく、あえて細いストレート麺を使用し、トッピングは うずらの卵にチャーシュー・きゅうりなどが8種類を使用しています。200回以上試行錯誤の末に完成させた、秘伝の甘酢だれでいただきます。

冷やし中華のトッピングは富士山の四季を表現していて、春の大地をイメージしたチャーシュー、夏は夏野菜の定番のきゅうり、秋は落葉を模したタケノコ、寒天で冬の雪をイメージしています。その季節のトッピングをお客様に向けて出すこだわりがあります。

東野・岡村の旅猿でも紹介されたお店です。

徳光和夫・田中律子