2024年10月16日放送の【世界頂グルメ】有岡大貴さん・中川大志さんが、スペイン・バルセロナで巡ったお店を紹介します。

「El Quim de la Boqueria」は、バルセロナの有名なラ・ボケリア市場内に位置するタパスバーで、1987年にクイムさんによって創業されました。もともと小さなカウンターと5つのスツールで始まったこのお店は、徐々にその評判を広げ、2000年に現在の場所へと移転し、16メートルのカウンターと18のスツールを備えた広いスペースで再スタートを切りました。

パンコントマテは乾燥して硬くなったパンをトマト・オリーブオイルをかけたことから生まれたといわれる料理です。

地上30階オフィスタワー

バルセロナのポブレ・セック地区にある「Blai 9」は、ピンチョスを楽しむならぜひ訪れたいスポットです。2010年に創業し、独創的でモダンなピンチョスを提供することで人気を集めています。

「Blai 9」の最大の特徴は、パンを使わないピンチョスのバリエーションが豊富なこと。クレープやピアディーナ、チュロスなど、他では見られない食材をベースに、季節の野菜やシーフード、ハムを組み合わせた創造的な一品を楽しめます。バスク地方の伝統的なピンチョスにモダンなアレンジを加えたもので、見た目も華やかです。

「Xiringuito Escribà（シリンギート・エスクリバ）」は、1992年にバルセロナのオリンピック開催とともに創業されました。創業者のジョアン・エスクリバは、バルセロナの名家「Pastelería Escribà」から来た菓子職人の家系であり、その経験を活かして、料理やサービスに斬新なアイディアを取り入れました。店はバルセロナのボガテルビーチ沿いにあり、地中海を望む素晴らしい景色を楽しみながら、新鮮な魚介類を使った地元の料理を提供しています。

開放的なオープンキッチンで提供される絶品のパエリアです。特に「アロス・ネグロ」（イカスミのパエリア）は、地中海の味を存分に引き出した一品で、観光客だけでなく地元の人々にも人気があります。さらに、伝統的なレシピに加えて、季節の素材をふんだんに使った料理が提供しています。

人気メニューは「パエリア・デ・マリスコ」（魚介のパエリア）です。新鮮なエビやムール貝、イカなどがたっぷり入ったこの料理は、店の看板メニューの一つで、特に夏場の訪問客に好評です。

イカスミのフィデウアは、米の代わりにパスタを使ったパエリアで、フィデオという短いパスタをお米の代わりに使い、米よりも火が通りやすく短時間でできることと独特な食感が特徴です。

カサ・ミラ、通称「ラ・ペドレラ」は、バルセロナの象徴的な建物の一つで、アントニ・ガウディが設計した最後の市民建築作品です。この建物は1906年から1912年にかけて建設され、ミラ家の新居として依頼されました。ユネスコの世界遺産にも登録されており、ガウディの建築様式が最もよく反映された作品の一つです。

最大の特徴は、波のような曲線を描く独特な石造りのファサードです。このファサードはガウディが自然からインスピレーションを受けたデザインで、石の流動的な形状と廃材を利用した鉄製のバルコニーが融合しています。鉄の手すりは廃鉄材から作られており、植物や海藻を思わせる抽象的な彫刻のようです。また、ガウディは建物全体に現代的な技術を導入し、階層ごとの大型中庭や車用のガレージなど、当時としては非常に斬新な設計が施されています。

Granja La Pallaresaは、1947年にバルセロナのゴシック地区、Carrer de Petritxol通りに創業した伝統的なカフェです。

当初は「レチェリア」として、牛乳を中心とした製品を提供していた小さな店舗から始まりました。

その後、スペインの古典的なチョコレートやチュロスを提供するグランハとして発展し、今ではバルセロナ市民や観光客に愛される存在となっています。75年以上にわたる歴史の中で、Granja La Pallaresaは「温かいチョコレートとチュロス」を象徴する場所として知られています。

Granja La Pallaresaといえば「チュロス」と「ホットチョコレート」の組み合わせが不動の人気メニューです。チュロスはカリッと揚がり、外はサクサク、中は柔らかい食感が特徴で、濃厚なチョコレートソースにディップして食べるのが定番です。

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