2025年4月3日・10日放送の【ソロ活女子のススメ4】で紹介した情報。

カールトン庭園は、オーストラリア・メルボルンの中心部に位置する歴史ある公園です。​1839年にビクトリア植民地の初代総督チャールズ・ラトローブ氏が公園用地として指定したことから、その歴史が始まりました。 ​その後、1880年と1888年に開催されたメルボルン国際博覧会の会場として、園内に王立展示館が建設されました。 ​この王立展示館とカールトン庭園は、2004年にユネスコの世界遺産に登録されています。

カールトン庭園の特徴として、ヴィクトリア朝時代の美しい庭園デザインが挙げられます。​広大な敷地内には、並木道や噴水、人工の湖が配置され、四季折々の花々が訪れる人々を魅了します。​また、園内には野生のポッサムが生息しており、都市部でありながら自然との触れ合いを楽しむことができます。

庭園内の中心的存在である王立展示館は、1880年のメルボルン万国博覧会のために建設された建物で、ビザンチン、ロマネスク、ルネサンスなど多様な建築様式が融合した独特のデザインが特徴です。 ​現在も展示会やイベントの会場として利用されており、内部の見学も可能です。

さらに、カールトン庭園内にはメルボルン博物館やIMAXシアターも併設されており、文化や歴史、科学に関する展示を楽しむことができます。 ​また、庭園内にはテニスコートや児童広場もあり、家族連れでの訪問にも最適です。 ​

クイーン・ビクトリア・マーケットは、1878年に正式に開業したメルボルンの歴史ある市場です。

​敷地面積は約7ヘクタールに及び、南半球最大の屋外マーケットとして知られています。 ​この場所は、かつて1837年から1854年までメルボルン初の公式墓地として使用されており、その後、家畜市場や卸売青果市場としての役割も果たしてきました。 ​現在では、600以上の小規模ビジネスが集まる活気あふれる市場として、市民や観光客に親しまれています。

このマーケットの特徴の一つは、毎週水曜日の夜に開催されるナイトマーケットです。​夏と冬の季節に行われ、飲食店、バー、ライブエンターテインメント、さまざまな屋台が並び、訪れる人々に特別な体験を提供しています。

数多くの店舗が軒を連ねる中、特に人気なのがBratwurst Shop & Coのホットドッグです。​食事時でなくても行列ができるほどの人気を誇り、訪れた際にはぜひ味わっていただきたい一品です。

また、マーケット内のMeat Hallには、牛、豚、羊、ヤギなど多彩な肉類を扱う店舗が並んでいます。​中でも「MELBOURNE CITY MEATS」のEye Filletは、他店より少し高価ですが、非常に柔らかく美味しいと評判です。​グリルで焼いて柚子胡椒とともに味わうと、その美味しさが一層引き立ちます。

さらに、マーケット内には新鮮なシーフードを提供する店舗も多数存在します。​例えば、The Mussel Potでは、新鮮なムール貝を味わうことができ、多くの来場者に親しまれています。

Small Batch Roasting Co.は、2009年にメルボルンのノースメルボルン地区で創業した、コーヒーの焙煎と販売を行うお店です。​創業者のアンドリュー・ケリー氏は、持続可能で社会的に良い影響を与えるコーヒーの調達と焙煎を目指し、このお店を立ち上げました。

このお店の特徴は、コロンビアやグアテマラ、ケニア、エチオピアなどから直接仕入れた高品質なコーヒー豆を使用していることです。​特に、エチオピアのLalesaは、チェリーのような甘さと豊かな風味が特徴のエスプレッソ用コーヒー豆として人気です。

また、定番のCandymanエスプレッソブレンドは、グアテマラ、コロンビア、エチオピア産の豆をブレンドし、ブドウやプラム、レモンペストリー、ダークチョコレートのような風味が楽しめます。

さらに、店内では自家製のペイストリーも提供しており、地元の新鮮な食材を使用したデニッシュやクロワッサンが並びます。​特に、オーストラリア固有の植物であるワトルシードを生地に練り込んだチョコレートクロワッサンは、ここでしか味わえない一品です。

ビクトリア州立図書館は、1854年にメルボルンで設立されたオーストラリア最古の公共図書館であり、世界でも最初期の無料公共図書館の一つです。

1856年2月11日に開館し、当初は3,800冊の蔵書からスタートしました。 ​設立の背景には、市民が自由に知識を得られる環境が都市の発展に不可欠であるという理念がありました。​

この図書館の最大の特徴は、1913年に完成した八角形のドーム型読書室「ラ・トローブ・リーディングルーム」です。​この壮大な空間は、高さと直径が約35メートルあり、完成当時は世界最大の強化コンクリート製ドームとして知られていました。 ​中央に配置された机が放射状に広がる美しいデザインは、訪れる人々を魅了します。​

また、図書館内には「ワールド・オブ・ザ・ブック」などの常設展示があり、書籍の歴史や文化を深く知ることができます。 ​さらに、無料の館内ツアーや子供向けのプログラムなど、多彩なイベントが開催されており、家族連れにもおすすめです。​

その他の見どころとしては、歴史的な建築美を楽しめる「イアン・ポッター・クイーンズホール」や、ビクトリア州の歴史に関する貴重な資料を収蔵する「ヘリテージ・コレクション・リーディングルーム」などがあります。​また、館内にはカフェやブックショップも併設されており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。​

Degraves Espresso Melbourneは、1995年にメルボルンの中心部、デグレーブス・ストリートにオープンしたカフェで、メルボルンの活気あるコーヒー文化を象徴する存在です。

地元で焙煎されたエスプレッソは、地元の人々や観光客を魅了し、メルボルンの豊かなコーヒー遺産を体現しています。

このカフェの特徴は、ヨーロッパの伝統的なカフェ文化とメルボルン独自のブランチ文化を融合させた点にあります。2022年5月の再オープン以来、スペインやヨーロッパの風味を取り入れたメニューを提供し、朝食からディナーまで楽しむことができます。

特に人気のメニューは、タパスディナーメニューです。スペイン風の小皿料理が豊富に揃い、友人や家族とシェアしながら多彩な味を楽しむことができます。

その他にも、スペイン風フラットブレッドや新鮮な食材を使用した日替わりメニューなど、多彩な料理が提供されています。これらの料理は、サングリアやワインと共に味わうことで、より一層その魅力を堪能できます。

店内はアールデコ調の雰囲気が漂い、劇場の椅子や1930年代の銀行カウンターなど、歴史を感じさせるインテリアが特徴です。デグレーブス・ストリートの賑やかな通りを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

イアン・ポッター・センター：NGVオーストラリアは、メルボルンの中心部、フェデレーション・スクエアに位置する美術館で、オーストラリアの芸術作品を専門に展示しています。​2002年に開館し、ビクトリア国立美術館（NGV）のオーストラリア部門として、先住民アートから現代美術まで、多岐にわたるコレクションを所蔵しています。 ​

この美術館の特徴は、オーストラリアの歴史と文化を反映した多彩な作品群にあります。​特に、アボリジニやトレス海峡諸島民の芸術作品は、先住民族の豊かな伝統と物語を感じさせます。​また、植民地時代の風景画や、ハイデルベルク派と呼ばれる19世紀末の印象派作品も見逃せません。

中でも注目すべき作品として、フレデリック・マッカビンの「開拓者」（1904年）や、トム・ロバーツの「羊の毛刈り」（1890年）があります。​これらの作品は、オーストラリアの開拓時代の情景や労働者の姿を生き生きと描いており、国の歴史を深く理解する手助けとなります。

さらに、アーサー・ストリートンの「紫色の午後の透明な力」（1896年）や、シドニー・ノーランの「ネッド・ケリー」シリーズも展示されており、オーストラリア美術の多様性と深みを堪能できます。

The Duke of Wellingtonは、1853年に創業したメルボルン最古のライセンスを持つパブで、フリンダース・ストリート146番地にお店があります。

この歴史ある3階建てのパブは、伝統的なパブ料理とモダンな雰囲気を融合させたユニークな空間を提供しています。​特に、2018年にオープンしたルーフトップバーからは、メルボルンの街並みを一望でき、友人との集まりや特別なイベントに最適です。

お店の名物は、チキン・パルマです。​サクサクの衣にジューシーなチキン、トマトソースととろけるチーズが絶妙にマッチした一品で、多くの訪問者に親しまれています。 ​

また、ラムショルダーパイやクリスピーハルーミなど、他にも魅力的な料理が揃っています。​ラムショルダーパイは、しっかりとした味わいのラム肉が詰まったパイで、寒い季節にぴったりの温かさを提供します。​クリスピーハルーミは、デートチャツネとウォーナンブール産の蜂蜜が添えられ、甘さと塩味のバランスが絶妙です。

さらに、フィッシュ＆チップスやサルティンボッカなど、他にも試してみたい料理が豊富にあります。​フィッシュ＆チップスは、サクサクの衣とふわふわの白身魚が特徴で、伝統的なパブ料理の代表格です。​サルティンボッカは、薄切りの肉にセージとプロシュートを巻いたイタリア風の一品で、風味豊かな味わいが楽しめます。

Higher Groundは、メルボルンの中心部にあるオールデイダイニングの人気カフェです。

お店は、歴史的建造物である旧発電所を改装したカフェで、天井高15メートルの広々とした空間が特徴で、自然光が差し込む開放的な雰囲気が魅力です。​

店内は6つの異なるレベルが連結されたデザインで、各階層が独自の雰囲気を持つため、訪れるたびに新しい発見があります。特に2階部分にはソファ席やラウンジスペースが設けられており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。​

Higher Groundの名物料理として知られるのが、リコッタ・ホットケーキです。厚みのあるホットケーキに、ベリーやエディブルフラワー、ナッツが贅沢にトッピングされ、メープルシロップが染み込んだ一品は、見た目にも美しく、甘酸っぱいベリーとクリームのハーモニーが絶妙です。​

その他の人気メニューには、チリ・スクランブルエッグがあります。スパイシーなスクランブルエッグが特徴で、朝食やブランチにぴったりの一品です。​

さらに、スモークサーモンとダークライ・ワッフルやスパイスド・カリフラワーとスクランブルエッグなど、ユニークで美味しい料理が揃っています。どの料理も見た目が美しく、味わい深いものばかりです。​

ブライトン・ビーチは、メルボルン中心部から南東約11kmに位置する美しい海岸です。​この地域はイギリスの同名の町にちなんで名付けられ、高級住宅地としても知られています。

ブライトン・ビーチの最大の特徴は、砂浜に並ぶ約90軒のカラフルなビーチハウス、通称「ベイジングボックス」です。​これらの小屋は、もともと1860年頃に海水浴客の更衣室として建てられ、1930年頃には約200軒が存在していました。 ​現在では、個性的なデザインと鮮やかな色彩で観光客の人気を集めています。​

ビーチハウス以外にも、ブライトン・ビーチは白い砂浜と透明度の高い海が魅力です。​ビーチ沿いにはカフェやレストランが点在し、散策やジョギングを楽しむ人々で賑わいます。 ​また、ビーチからはメルボルン市街地の高層ビル群を望むことができ、都会と自然が調和した風景を楽しめます。

ビーチへのアクセスは、メルボルン中心部のフリンダース・ストリート駅からサンドリンガム線に乗り、ブライトン・ビーチ駅で下車します。​駅からビーチまでは徒歩約15分で到着します。

​『Liberty Balloon Flights』は、1993年に設立されたオーストラリアの熱気球ツアー会社で、メルボルン、ジーロング、パース（アボンバレー）などの地域でフライトを提供しています。 ​30年以上の経験を持つパイロットが、安全で思い出深い空の旅を案内しています。

ヒールズビル・サンクチュアリーは、1934年に設立されたオーストラリア固有の動物たちを専門に展示する動物園です。​メルボルンから車で約1時間のヒールズビルに位置し、自然豊かなブッシュランドの中で、訪れる人々にオーストラリアの野生動物との特別な出会いを提供しています。

このサンクチュアリーの特徴は、動物たちが自然に近い環境で暮らしていることです。​園内の小道を歩きながら、カンガルーやコアラ、ワラビー、ディンゴなど、オーストラリア特有の動物たちを間近に観察できます。 ​特に、世界でも数少ないカモノハシの繁殖に成功した施設として知られています。

De Bortoli Winery and Restaurantは、1928年にヴィットリオ・デ・ボルトリ氏がオーストラリアのニューサウスウェールズ州ビルブルで創業した、家族経営のワイナリーです。​現在では4世代にわたり、オーストラリア有数のワインメーカーとして知られています。

ヤラ・バレーに位置するDe Bortoliのレストラン「ロカーレ」では、デ・ボルトリ家のイタリアの伝統を受け継ぎ、地元の新鮮な食材を使用したイタリア風の料理を提供しています。​特に、自家製パスタやリゾットは訪れる人々に人気です。

ワイナリーの名物として知られるのが、デザートワインのノーブル・ワンです。​1982年に初めてリリースされて以来、国内外で数多くの賞を受賞し、高い評価を得ています。

また、レストランの人気メニューには、スコッチフィレやロールドポークベリーなどがあります。​これらの料理は、ワイナリー自慢のワインとともに楽しむことで、訪問者に特別な食事体験を提供しています。 ​

さらに、パンナコッタやチョコレートタルトなどのデザートも評判です。​これらの甘美なデザートは、食事の締めくくりにぴったりで、多くの訪問者に愛されています。

江口のりこ・小林きな子・渋谷謙人・佐々木春香・大塚明夫