2025年1月3日（2日深夜）放送の【寺門ジモンの取材拒否の店2025新春】で紹介した、高円寺の勝浦タンタンメンのお店は『じもん』です。

『じもん』は、2012年に開店したラーメン店で、千葉県のご当地ラーメンである勝浦式タンタンメンを提供しています。高円寺駅南口から徒歩約3分の場所に位置し、カウンターのみのこじんまりとした店内は、常にお客さんでにぎわう人気店です。オーナーはもともとエンターテインメント業界で営業職に従事していましたが、幼少期に食べた勝浦のタンタンメンの味が忘れられず、その思い出の味をベースに独自にアレンジしたラーメンを提供しています。

『じもん』の最大の特徴は、辛さのレベルを選べる勝浦式タンタンメンです。辛さは0.5辛から3辛まで選択可能で、さらに「神殺し」（5辛相当）や「特辛」といった激辛オプションも用意されています。辛さの調整にはラー油と唐辛子が使用されており、特辛には世界で最も辛い唐辛子が使われているとのことです。また、トッピングも豊富で、花椒（ホアジャオ）やチーズ、パクチーなどを追加して自分好みの味にカスタマイズできます。

お店の名物は、勝浦式タンタンメンです。醤油ベースのスープに、たっぷりのラー油と唐辛子が加わり、辛さの中にも旨味とコクが感じられる一品です。具材には挽肉、玉ねぎ、ニラがたっぷりと入っており、特に玉ねぎの甘みが辛さと絶妙なバランスを保っています。麺は太めのストレート麺で、ツルツルとした食感がスープとよく絡みます。辛さは選択可能で、辛いものが苦手な方でも楽しめるよう配慮されています。

まぜそばも人気のメニューの一つです。特製のタレと麺、具材をよく混ぜ合わせていただくこの一品は、濃厚な味わいが特徴で、トッピングや辛さの調整で自分好みの味に仕上げることができます。また、麺を食べ終えた後に追い飯（まぜそば用のご飯）を加えることで、最後まで美味しく楽しめると評判です。さらに、トッピングとして半熟玉子やチーズを追加することで、辛さが和らぎ、まろやかな味わいを楽しむことができます。特にチーズは、辛味と相性が良く、クリーミーさが加わることで一層深みのある味になります。

寺門ジモン