2025年4月11日放送の【テレビ千鳥】ガマン福岡めしで博多華丸さんが紹介した、福岡・博多のタモリさん絶賛のうな重のお店は『吉塚うなぎ屋』です。

『博多名代 吉塚うなぎ屋』は、明治6年（1873年）に創業した老舗のうなぎ専門店で、福岡市博多区中洲に位置しています。​創業以来、150年以上にわたり、地元の人々や観光客に愛され続けています。​その歴史の中で、タモリさんが「日本一うまいうなぎ」と称賛したことや、SMAPが福岡ドーム公演の際に訪れたという逸話もあり、全国的な知名度を誇っています。​

この店の最大の特徴は、独自の焼き技法「こなし」です。​これは、焼きながらうなぎを揉み叩くという技法で、余分な脂を落としつつ、外はカリッと中はふっくらとした食感を実現しています。​さらに、創業以来継ぎ足し続けている秘伝のタレが、うなぎの旨味を一層引き立てています。​この「こなし」と秘伝のタレの組み合わせが、他店では味わえない独特の蒲焼きを生み出しています。​

人気メニューの一つがうな重で、特に特うな重は蒲焼が6切れも入っており、ボリューム満点です。​また、福岡では珍しいスタイルとして、うな重はご飯と蒲焼が別々の重箱で提供されます。​このスタイルは、うなぎの味を存分に楽しむための工夫であり、関東や関西のうな重とは一線を画しています。​

その他の名物料理としては、肝焼きやうまき、うなぎ茶漬けなどがあります。​肝焼きは、臭みがなく上品な味わいで、うなぎの旨味を凝縮した一品です。​うまきは、ふんわりとした卵焼きの中に蒲焼が巻かれており、甘辛いタレとの相性が抜群です。​うなぎ茶漬けは、出汁の風味と蒲焼の香ばしさが絶妙に融合した逸品で、締めの一品として人気があります。​

店内は、2階にテーブル席とカウンター席、3階には個室や大広間があり、さまざまなシーンに対応しています。​また、テイクアウトや全国発送も行っており、自宅でもその味を楽しむことができます。​アクセスも良好で、地下鉄「中洲川端駅」から徒歩約6分と、観光の合間に立ち寄るのにも便利です。​

千鳥・ノブ・大悟・博多華丸・餅田コシヒカリ